インプラント治療の様々な治療方法

即時荷重インプラント

当院では、可能な限り早くインプラント治療を終えたい方に即時荷重インプラントをご提案しております。即時荷重インプラントのメリットは次のとおりです。

食事や会話への支障が少ない

インプラントを埋め込み、顎の骨に生着してからアバットメントと仮歯をつける場合、顎の骨に生着するまでの間、食事や会話に支障をきたします。即時荷重インプラントはすぐに仮歯をつけられるため、待期期間による食事や会話への影響がありません。

通院回数が少ない

少ない通院回数でインプラント治療を受けていただけるため、交通費や通院に対する心身の負担を抑えられます。

治療費を抑えられる

手術回数が少ないため、治療費を抑えられます。資金に余裕が生まれることで、2本目以降のインプラント治療を検討しやすくなるでしょう。

一回法インプラント

従来のインプラント治療は、2回の手術が必要です。1回目の手術では、歯茎を切開して顎の骨にインプラントを埋め込みます。その後、インプラントと顎の骨が結合してから再び歯茎を切開してインプラントを露出させ、義歯と繋げるためのアバットメントを装着します。

そして、アバットメントで義歯とインプラントを繋げてインプラント治療は完了です。一回法インプラントは、インプラントとアバットメントが連結しているものを顎の骨に埋め込むため、1回の手術で完了します。一回法インプラントのメリットは次のとおりです。

心身への負担が少ない

術後は痛みや腫れが起こるため、手術の回数が多いと、それだけ患者さまの心身に負担がかかります。また、通院が多くなることで交通費や身体への負担が大きくなります。一回法インプラントは通院回数が少ないうえに、腫れや痛みも1回で済むため、患者さまの心身への負担を抑えることが可能です。

費用を抑えられる

2回手術をするケースと比べて治療費を抑えられます。一回法インプラントは、手術回数が少ないうえに、インプラントとアバットメントが連結済みのものを使用するため、手術費と材料費の両方を抑えられます。

治療期間が短い

一回法インプラントは、痛みや腫れが治まるまでの期間が2回手術を行う場合と比べて短くなります。それだけ食事や会話に支障をきたす期間が短くなるため、患者さまの負担を軽減できます。また、歯がない状態が長く続くと周りの歯に負担がかかり、歯がすり減ったり歯茎がダメージを受けたりしますが、一回法インプラントならお口の健康を早く取り戻すことが可能です。

ソケットリフト

インプラントを顎の骨に埋め込むには、骨に一定以上の厚みが必要です。骨の量が不足している場合は、増骨手術で顎の骨を増やすことで、インプラント治療を受けられるようになる可能性があります。

増骨手術の1つ「ソケットリフト」は、上顎の上顎洞(じょうがくどう)と呼ばれる部分を持ち上げて、補填材料を填入することで顎の骨を増やす手術です。約4~5ヶ月で骨に変わり、インプラント治療を受けていただけるようになります。

ソケットリフトと同じく、サイナスリフトも顎の骨を増やす手術です。ソケットリフトはサイナスリフトよりも切開の範囲が小さいため、術後の痛みや腫れを抑えられます。また、治療期間も比較的短いため、早くインプラント治療を受けていただくことが可能です。

ソケットリフトは、上顎から上顎洞までの距離が5mm以上の場合に選べます。

サイナスリフト

サイナスリフトは、上顎を包む膜を押し上げて作った空間に補強填材を填入し、顎の骨の量を増やす手術です。

サイナスリフトと同じく顎の骨を増やす手術のソケットリフトは、顎の骨の厚みが5mm以上でなければ適用できません。対してサイナスリフトは、顎の骨の厚みが5mm以下でも適用できます。

ただし、ソケットリフトと比べて身体の負担が大きいため、サイナスリフトを選ぶ必要性について事前に確認が必要です。

GBR

GBRは、顎の骨の幅が不足している場合に適用する増骨手術です。顎の骨の幅が不足していると、インプラントを埋入したときに先端部分が露出して、汚れが溜まって感染症が起こる恐れがあります。また、インプラントを支える骨の幅が狭いことで、安定性が低くなります。

GBRでは、歯肉を切開して骨が少ないところに人工の骨を注入し、人工の膜で密閉します。そして、骨が安定してから人工の膜を取り除いてインプラントを埋入します。

また、インプラント治療と同時に行うことも可能です。早くインプラント治療を受けることで、周りの歯にかかる負担を軽減できるため、将来的なお口の健康を守ることに繋がります。

他院ではインプラント治療は難しいと言われてしまったら

高血圧や糖尿病、歯周病、心臓病、骨粗しょう症などが原因で、インプラント治療を断られるケースがあります。高血圧は、降圧剤で血圧を160以下に抑えることで、インプラント治療を受けていただけます。また、歯周病の方は、先に歯周病治療を受けて歯茎の炎症を抑えていただければ、インプラント治療を行えます。

このように、インプラント治療を行える状態になるようにサポートいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

また、骨が少なくてインプラント治療を行えないと言われた方も一度ご相談いただければと思います。当院の歯科医師は、骨が少なくてもインプラント治療を行えるだけの技術力があります。また、骨が少なくてどうしても治療を行えない場合は、骨を増やす手術をご提案しております。無理に治療を行うようなことはございませんので、ご安心ください。

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